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日本にも多くのコピー品が出回っており、皆様の中にもルイヴィトンのコピー品を見たことがあるという方もいらっしゃると思います。

粗悪なコピー品であれば、素人の目で見ても簡単に見分けがつきますが、見分けの難しいスーパーコピー品と呼ばれる精巧なルイヴィトンの偽物も出回っています。高級ブランドの宿命でもあるコピー品は、残念ながらなくなることはないでしょう。

ブランドリサイクルショップの中には、鑑定士の真贋技術が未熟なため、コピー品を見分けることができずに、販売してしまっているお店もありますので、ブランドリサイクルショップだからと安心はできないでしょう。こういった販売状況がありますので、知らず知らずのうちにルイヴィトンのコピー品を買ってしまっている方もいらっしゃいます。

例えば、修理するためにルイヴィトンや質屋、ブランドリサイクルショップで「当店ではお取り扱いのできないお品です。」と言われた物はほぼコピー品です。

基本的に質屋やブランドリサイクルショップは、自社の基準を持っており、その基準に合わない物は買い取りをしない決まりになっています。怪しい物は買い取りしないということです。

コピー品の見分け方の定番には、製造番号（シリアル）の刻印が有名です。分かりづらい所にあり、製造途中でないと入れられない部分にアルファベットと数字の製造番号が刻印されていますので探してみてください。

例えば、CA2112という製造番号があるとします。

この場合、2番目と4番目が製造年となり、1番目と3番目が製造された週となりますので、2012年の21週目に製造された物となります。CTは製造国を表しています。

コピー品の場合、この製造番号の数字の部分が、仮に2214という物があったと仮定すると、2024年のの21週目となりますが、2024年はまだきていませんので、2012年現在では存在しない製造番号となります。

また、この製造番号は、昔の物は1番目と3番目が製造月となっていますので、注意が必要です。

その他には、スーパーコピー品といえば、ルイヴィトンの正規品と全く同じ作りにはなっておらず、縫製が異なっていたり、モノグラム柄がズレていたり、どこかおかしい部分があります。さらには、ルイヴィトンのラインナップには存在しないアイテムがあったりもします。

ただし、ルイヴィトンはフランスのブランドですが、スペイン製であってもコピー品ではありません。スペインにも工場がありますのでご安心ください。さらに、made in USAのルイヴィトンもあり、これはアメリカで販売されている商品に見られ、また、アメリカ限定企画のアイテムもあり、若干仕様が異なっていたりしますので、こちらもアメリカ製だからコピー品というわけではありません。

結論を言ってしまうと、ルイヴィトンの直営店で購入するのが、安心となりますが、できるだけ安く買いたいというのが、本心ではあります。ルイヴィトンの商品を質屋さんやブランドリサイクルショップで購入するときは、そのお店が万が一、コピー品の場合の返品が可能かどうかの確認を事前にしておくことも大切です。

コピー品と知っていてルイヴィトンの偽物を買うことは犯罪に加担し、コピー品を作る業者を潤わせ、またコピー品を作り続ける資金になるということを覚えておいてください。

やはり、物にはそれ相応の価値がありますので、格安で買えるルイヴィトンなど存在しません。

以上、ルイヴィトンのコピー品の見分け方についてです。